竜ヶ崎みどり幼稚園園長 荒井 映子
みどり幼稚園は、創立40年を迎えました。これまで送りだした卒園生も、約2800名になります。これまで一環して大切にしてきた事は、ひとりひとりを大切にする保育です。それともう1つは、父母の皆様と信頼関係を結ぶことです。この40年という長い年月を感じさせてくれることは、卒園した園児が親になって、2代に渡って、みどりに入園させてくれる事と毎年、春になると、高校合格、大学合格を知らせに父母と一緒に訪れてくれる事です。この時程、この仕事に携わってきて、本当に良かったと思います。
竜ヶ崎みどり幼稚園も、今年は新制度に伴って、幼保連携型認定こども園として新たに出発する事になりました。正しい名称は、学校法人みどり学園認定こども園竜ヶ崎みどりです。去年、乳児室を改修し、0.1.2歳児クラスが出来、長年の夢だった0.1.2を迎え入れて乳児から幼児までの保育が出来るようになりました。乳児保育をいつか叶えるために、積み重ねてきた勉強がようやく生かされるのです。今年度は、0歳児の要望がなく1.2歳児13名を迎え入れての出発です。今までは、幼児クラスの3歳児が一番小さかったのに、1.2歳児を迎えてもっと小さい子ども達に毎日新鮮でよい刺激をもらっています。幼児クラスの子ども達も乳児の子どもを見ると可愛いらしく、乳児クラスを除いて帰る子ども達です。
私達は、認定子ども園になっても、みどりの教育理念は、全くかわりません。今まで以上に、「子どものありのままを受け入れ、ひとりひとりを大切にする保育を重視していきたいと思います。又、保護者の皆様には、何年経っても、みどりに足を運んでもらえるような園づくりを、これからも精一杯作りあげていきたいと思っています。」